メンバーの中のリーダーを育てるのも自分の仕事です。
その中で考えていることは、小手先での解決を促さないということ。
部下からの相談。
リーダーを任せている部下から相談がありました。
「このメンバーと一緒に仕事をするのは、難しいです。」
聞くと、メンバーの態度や段取りの悪さが原因で、生産性が落ちてしまうとのこと。
さらに、他のメンバーとの相性が悪くて、チームの連携がうまくいかないとのことでした。
なので、「どうにかしてほしい。」との内容です。
なかなか難しい問題ですね。。
こんな例え話。
ここで、こんな例え話を思い出しました。
窓から風が入ってきて、机の上の書類が散らばってしまいました。
まず、やるべきは何でしょう。
散らばってしまった書類を拾うことではありませんよね。
風が入ってくる窓を閉めなければ、いくら書類を拾っても、また同じことの繰り返しです。
つまりは、小手先で何とかしても、根本的な問題解決にはならないということです。
リーダー自身の考え方や接し方を見直してもらう。
このリーダーの要望を聞いて、メンバーを入れ替えるのもいいかもしれません。
しかし、ボクはリーダーに期待しているのは、メンバーの良い部分を引き出して、成果に結びつけることです。
自分が使いやすくて、能力の人材だけを集めて仕事ができればいいのですが、なかなかそんな恵まれた状況にはなりません。
メンバーを変えるだけでは、窓を閉めないで書類を拾い集めるようなもの。
その前の段階の窓を閉めるように、リーダー自身の考え方や接し方を見直してもらうことが大切だと考えます。
それが、そのリーダーを一回りも、二回りも大きくすると思います。
◆近況報告◆
今日は、いろんな会議に、夜は整体です。
1日1新:タイムズのシェアカー。