改革がうまくいかない原因は、みんなの仲が悪いだけかもしれない。

投稿者: | 2016年8月31日

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組織の改革って、進めるのが大変です。

大きな流れをつくるには、いろんな部署の協力が必要です。

しかし、関連する部署が多ければ多いほど、ひとつの方向に進めるのが難しいのが現実です。

それぞれが頑張ると。。

時代は常に変化しています。

その変化に合わせて、組織は大きな改革から小さな改善をします。

それぞれの部署が、会社の号令の元、それぞれ頑張ります。

しかし、ここでよくある大きな落とし穴があります。

それは、それぞれが”それぞれの基準”で動いてしまう。。ということです。

コミュニケーションが途絶える危険性。

大きな改革は、部署同士の連携がされてこそできるもの。

しかし、”それぞれ”の部署が、独自に解釈した優先順位で”それぞれ”頑張ってしまうと、組織の中で分断が起きます。

例えば、仕入部門は自分たちは”頑張っている”と思っているので、業績が下がってくると「自分たちは良い商品を作っているのに、売れないのは営業のせいだ。」と言い出します。

逆に営業部門も自分たちの”頑張っている”と思っているけど、「売りたいけど、良い商品を作れない仕入部が悪いんだ。」と言い出します。

こうして、他責思考に陥った組織は、危機に瀕します。

さらに、それぞれの部門長が自部署の正当性を主張し始めて、部門長同士で感情的になってしまえば、目も当てられません。

内戦をしている国は発展しない。

それぞれの部門は最高の仕事をしているかもしれません。

しかし、部分最適の積み重ねが、全体最適になるとは限りません。

そんなとき、部門長がすることは「自分たちは、ちゃんとやっている!」と主張することではありません。

自分たちの正当性を主張して、他の部署とのコミュニケーションが円滑にいけばいいですが、、、

まあ、ほぼうまくいきません。

そして、いつしか責任を転嫁する組織文化が生まれ、組織は分断され、ときに争います。

でも、歴史を見ても、内戦をしている国が発展した例はありませんよね。

 

◆近況報告◆

今日は、いろんな会議。

1日1新:なし。