ボクが部下を評価するときのポイントは、いくつかあります。
期待している成果に対することはもちろんですが、それよりもちょっとしたところ見て、その人を判断するようにしています。
ミスやポカしたときの反応。
では、何を見ているかと言えば、ミスやポカをしたときの対応です。
人間ですから、ポカやミスがあって当たり前。
しかし、それが発覚したとき、「やっちまった~」というときの反応や対応は、人それぞれ違います。
反射的に「すみません!!」と謝る人もいれば、隠そうとする人もいるし、「いやいや、私は悪くないです。」みたいに責任転嫁する人もいます。
フッとしたときの反応が一番わかりやすい。
そのミスやポカをしたときの瞬間的な表情や一言目は、その人の本質を表します。
「本当に申し訳ない!」と思っている人はそれが伝わってくるし、何となく「自分のせいにならないようにしているな」という感じは伝わってくるんです。
その対応の良い悪いは別として、そういった表情や態度は、瞬間的なことなので隠すことができません。
そして、「申し訳ない。」と考えるか、「隠そう」とするか、「自分のせいではない。」と考えるかで、そのあとのリカバリーも変わってきます。
良いリカバリーをするために。
なので、ボクは自分を棚にあげて、その反射的な思考を見て、その人にアドバイスをするように努力しています。
それは、自慢にも何もなりませんが、ボクもありえないくらいポカやミスをしてきたからです。。。
そのたびに、瞬間的に「自分のせいにならないように、言い訳を考える。」ことをして、リカバリーに失敗していたんです。
ボクも、何度もそれで痛い目を見ました。
もちろんミスやポカはしないことがベストですが、起きたとしても、リカバリーなんていくらでもできます。
しかし、隠そうとしたり、人のせいにしちゃっていては、なかなか良いリカバリーはできません。
その瞬間的な思考は、結構根深いものがあると思う今日このごろです。
◆近況報告◆
今日は、いろんな打合せ。夜は会社を辞めた元部下と会食。
1日1新:なし。