残業を減らせ司令。リーダーが取り組む残業を減らすために必要な2つのこと。

投稿者: | 2016年8月23日

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会社では、時折”残業減らせ司令”が飛んできます。

ということで、ボクが残業を減らすために考えていることをエントリー。

「残業を減らせ」という指示。

リーダーシップを持っているみなさんはそんなこと無いかと思いますが、ただ「残業を減らせ!」指示を出している人も少なくありません。

「残業を減らせ!」と口で言うのは、野球で「ホームランを打て。」とサインを出しているようなもの。

全くもって、意味がありません。

言うのはカンタンですが、現場の人の努力だけで減らすことは、なかなか難しいものです。

まずは、なぜ残業を減らした方がいいのか?、どれくらい減らせばいいのか?、どうやって残業を減らせばいいのか?をしっかり伝えることが必要です。

残業が発生する2つの問題。

当たり前ですが、「残業時間を減らすことで仕事を先送り」にするような仕事の品質を下げては、意味がありません。

残業を減らすということは、しっかりと仕事の品質を担保して、時間を圧縮する必要があります。

ザックリいうと、残業が発生する要因は2つに分けられます。

ひとつは、構造的な問題。

もうひとつは、人的な問題。

リーダーは、この2つの問題を解決することで残業を減らすことにつながります。

それぞれの問題解決に取り組もう。

まずは、構造的な問題。

例えば、「ひとつの業務を遂行するのに、いろんな部署を絡ませるが故に時間がかかる。」という業務フローの問題であったり、「そもそも人が足りていない。」という人的問題であったり。

現場の人がいくら頑張ったところで限界があり、そうなると根本的な構造を変える必要があります。

しっかりと現場のフローやルール、評価システムを見直して、最適化を図ることが大切です。

特にリーダーの裁量の範囲で決められることはサッサと決めて、短期的にバサッと変えることも可能です。

もうひとつは、人的な問題。

これは、本人のやる気の問題であったり、チーム内の相性的な問題です。

メンバーとしっかりとコミュニケーションを取ったり、やる気を引き出すようにすることが必要です。

これはなかなか難しいですが、普段の積み重ねがモノをいうので、長期的にコツコツと取り組むべきだと思います。

さて、ボクも全体像を考えて最適化していきます。

 

◆近況報告◆

今日も打合せ三昧で、夜はセミナー参加予定。

1日1新鎌倉 クルミっ子