会社では、時折”残業減らせ司令”が飛んできます。
ということで、ボクが残業を減らすために考えていることをエントリー。
「残業を減らせ」という指示。
リーダーシップを持っているみなさんはそんなこと無いかと思いますが、ただ「残業を減らせ!」指示を出している人も少なくありません。
「残業を減らせ!」と口で言うのは、野球で「ホームランを打て。」とサインを出しているようなもの。
全くもって、意味がありません。
言うのはカンタンですが、現場の人の努力だけで減らすことは、なかなか難しいものです。
まずは、なぜ残業を減らした方がいいのか?、どれくらい減らせばいいのか?、どうやって残業を減らせばいいのか?をしっかり伝えることが必要です。
残業が発生する2つの問題。
当たり前ですが、「残業時間を減らすことで仕事を先送り」にするような仕事の品質を下げては、意味がありません。
残業を減らすということは、しっかりと仕事の品質を担保して、時間を圧縮する必要があります。
ザックリいうと、残業が発生する要因は2つに分けられます。
ひとつは、構造的な問題。
もうひとつは、人的な問題。
リーダーは、この2つの問題を解決することで残業を減らすことにつながります。
それぞれの問題解決に取り組もう。
まずは、構造的な問題。
例えば、「ひとつの業務を遂行するのに、いろんな部署を絡ませるが故に時間がかかる。」という業務フローの問題であったり、「そもそも人が足りていない。」という人的問題であったり。
現場の人がいくら頑張ったところで限界があり、そうなると根本的な構造を変える必要があります。
しっかりと現場のフローやルール、評価システムを見直して、最適化を図ることが大切です。
特にリーダーの裁量の範囲で決められることはサッサと決めて、短期的にバサッと変えることも可能です。
もうひとつは、人的な問題。
これは、本人のやる気の問題であったり、チーム内の相性的な問題です。
メンバーとしっかりとコミュニケーションを取ったり、やる気を引き出すようにすることが必要です。
これはなかなか難しいですが、普段の積み重ねがモノをいうので、長期的にコツコツと取り組むべきだと思います。
さて、ボクも全体像を考えて最適化していきます。
◆近況報告◆
今日も打合せ三昧で、夜はセミナー参加予定。