あなたの仕事に厚みはありますか?
昔の個性的メンバーとの会食。
先日、昔一緒の営業チームで働いていたメンバーと会食がありました。
このときのメンバーは誰しもが「自分がフツウ」と考える、とても自己中心的で個性が強い面々でした。
先輩は後輩を手足のように使いまくり、一方で後輩たちは先輩を先輩と考えない、あちらこちらで問題が発生しては鎮火して、とにかく毎日がドタバタそんな感じ。
逆にいうと、それぞれが情熱を持ち、仕事に真剣に打ち込み、「オレが、オレが」という周りのメンバーには絶対負けないという気持ちがとても強かった暑苦しいチームでした。
そのメンバーでの成果は、当時最高の売上目標を達成。
そして今ではそれぞれ外資系の会社で活躍したり、親の事業を引き継ぎ経営者になったり、自分で起業をしたりと、とにかくパワフルです。
なつかしい話で盛り上がる。
そんなメンバーで集まると、昔の話で盛り上がります。
「あの時、先輩のボクたち後輩の使い方がヒドかった」とか「あのクレームは本気で死ぬかと思った。」とか、とにかく”キツい話”ばかり。
先輩に対する尊敬の念など全くありません(笑)
ここで、とあることに気が付きます。
話題に出てくるのは、思い出しただけでもお腹が痛くなるようなキツい話ばかり。
つまりは、感情が大きく動いた出来事です。
そういった話は、ものすごく鮮明に覚えているんですね。
仕事ができる人は。
そういったキツかったときの話は、ものすごく盛り上がります。
そして盛り上がるだけではなく、教訓や経験は、今の仕事にものすごく活きていることに気が付きます。
そういった苦しくも手を抜かずに何とかした経験が、その人の仕事の土台を作り、厚みを出します。
何が言いたいかといえば、今「キツいわ~」と思うことも、10年すればものすごく良い肥やしになるということ。
だから、キツいけどギリギリのところで仕事をしている方が、二次曲線的に成長し、厚みが出るのかなあと思ったのでした。
◆近況報告◆
今日も家族で遊びます。
1日1新:ニセコラフティング。