組織で仕事をするとなると、自分の担当領域が決められます。
しかし、その領域”だけ”しか見ていない人は、仕事をおもしろくできないという話。
ある会議で。
ある会議で、問題の解決方法を話し合っているときのこと。
その問題を解決するには、ただでさえリソースが足らない(と思い込んでいる)のに、各部署それなりの工数を割かなければならない状況でした。
そうなると、各部署のみなさんは、自分の部署の都合の話をするだけ。
何の生産性もない、よくある会議の光景が広がります。
その場を整理するリーダー。
もちろんその場の情報を整理するのは、その役割のプロジェクトマネージャーです。
ただ、現実問題、いろんなパワーバランスや状況がある中では、うまくいかないこともあります。
そこで、「そんなのプロジェクトマネージャーの仕事なんだから、しっかりやれよ。」「リーダーがあんなんだから、ダメなんだよ。」と言うのは、ものすごく簡単です。
でも、いい大人がそんなことを言ったところで、一体何になるのでしょう。
自分の領域に固執しない。
野球に例えるならば、「サードがエラーしたとき、ショートのあなたはどうしますか?」ってことです。
「サード、しっかり捕れよ!」とショートがカバーもしないで文句を言うだけでは、試合には勝てません。
センターが倒れていたら、センターフライをキャッチャーが捕りに走ってもいいんです。
仕事でも、チームを組んでいる以上、自分の領域に固執せず、一員として関わっていくべきです。
誰かができなければ、チームで補完しあうことが必要です。
自分の領域以外で余計な仕事を巻き取って、責任を負いたくない気持ちもよくわかりますけど。
チームで仕事をしているのに自分のことだけしか考えないなんて、おもしろくないです。
領域も大事ですが、どんどんみんなのカバーをしていきましょう。
って、そのまえに自分の領域の仕事をしっかりやらないと。。
◆近況報告◆
今日は、夏休みに向けていろんな準備など。
1日1新:なし。