EC事業を伸ばせる会社、伸ばせない会社。伸ばすために必要なのは、相手を論破することではない。

投稿者: | 2016年7月18日

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いつも暇さえあれば「EC事業を第三の柱にするには、どうしたらいいのか?」ってこと考えています。

協力を得られない背景。

EC市場は伸びていますが、実際のところは、伸ばせる会社、伸ばせない会社があります。

ボクは、今、伸ばしにくいところにいます。。

それは、会社の中にECに合った価値観や文化、組織体系などがまだ形成されておらず、理解や協力をなかなか得られないという事情があります。

その事情の裏には、会社自体小売店や卸売りの色が強く、商流が複雑なことが関係します。

そういう中だと、ECってイメージが悪いんですよね。

例えば、カニバる可能性が見えて既存チャネルから文句が出たり、いろんな事情があってサービスレベルを統一できなかったり。。

ボクも営業や店舗支援をしていたので、その気持ちはよくわかります。

ECから始まった会社はそれがない。

一方、ECから始まった会社は、どうでしょう。

そういった商流のカニバリなどは無いので、バンバンイケる環境にあります。

そうすると、意思決定スピードも速いし、修正も速いし、ECに合わせた文化や組織体系が形成されて、さらにEC事業の成長スピードが上がります。

それを見ていて、足枷とも思える既存のチャネルをうまく使いながら、EC事業を育てていくことは、なかなかやりがいのあることだと思います。

こういった悩みを持つ会社は、日本にもたくさんあるんだろうな。

どうしていったらいいのか?というボクの答え。

歯痒いところがありますが、それを何とか良い状態にするのが仕事です。

そこで「会社の理解がないから進まないんだ。」「関連部署が協力してくれないからダメなんだ。」と言っていては、何もできません。

そういう中で、正攻法で、論破しようと思ってもうまくいきません。

卸や小売が強い会社の中でEC事業を第三の柱に育てるには、逆説的ですが、EC以外の卸や小売に対して貢献することが大事です。

「これは、ECとは関係ないからやらない。」みたいなスタンスではなく、どんどん踏み込む覚悟が必要です。

変な話、卸や小売の担当部署の人と飲みに行ったほうが、話が早いかもしれないし。

そのためには、自分自身で現場最前線に立って、売る楽しさを知っている必要があるかもしれませんし。

そんなことを考えながら、日々仕事をしていますが、、、さてさて、自分はどんな形で中長期の目標を達成していくのか、楽しみです。

 

 

◆近況報告◆

今日は、家のこといろいろです。

1日1新ACOT 塩バターキャラメルケーキ。