一見、同じように見えることの”違い”に気がつけることは、とても大切だと思います。
やたら詳しい息子。
息子は、とにかく虫が好きです。
ヒマさえあれば、虫図鑑を見たり、ボクのスマホでカブトムシのことを調べたり、平日の朝は起きれないくせに、休日は早朝から友達とカブトムシを捕まえに近くの公園に行ってしまいます。
その情熱を他のところにも向けてほしいものですが、そうもいかないようで。。
先日、家の近くを歩いていると、てんとう虫が飛んでいました。
それを見た息子は、てんとう虫の種類、他の昆虫とに違い、オスメスの違い、てんとう虫が成虫になるまでの過程でサナギになることなど、ものすごく詳しく教えてくれました。
っていうか、てんとう虫にサナギの状態があるなんて、知らなかった。。
ここ数年、てんとう虫を見ても気にすることすらしなかったボクは、「へえ、そんな違いがあるんだな。。」と勉強させてもらいました。
同じように見えて。
ここで、思うわけです。
昆虫を見ても、「ああ、虫ね」くらいな感じで、普段の生活の中では流してしまいます。
そもそもその何の虫なのか、種類の違い、オスメスの違い、成虫になるまでのプロセスの違い、サナギの状態の違い、さらには気温や湿度の違いで動き方が変わるようで、その違いなんて全く気にしませんし、同じように見えます。
しかし、虫が大好きな息子にとっては、その違いはとても大きな違いなんです。
それは、いつも図鑑を見たり、ボクのスマホで虫を調べて、”違い”を見るポイントであったり、”違い”そのものを身につけているからなんですね。
違いに気がつく力。
これは、仕事でも、何でも同じことです。
成果を出している人を見ても、「ああ、そこが違うんだな。」とその違いがわかる人、「え?何が違うの??」と同じように見える人がいます。
それは、”違い”を見るポイント、”違い”を見ようとする意識の差があるからです。
他にも、同じようなデータを見て”違い”を見つけたり、街の中のいつもとの”違い”や”変化”を見つけられる人は、「へ?何が違うの?」という人に大きな差がつけられます。
いつものヨメの化粧の”違い”や髪型の”違い”に気がつくことにもつながる部分があり、それは大きな意味を持ちます。
息子の虫好きから、”違い”の大切さを学びました。
◆近況報告◆
今日は、今後の戦略作り、体のケア等。
1日1新:近くのテニスコートの利用。