子供と勉強をしていると、いろんなことに気が付きます。
娘に算数の質問を受けて思ったこと。
どうやって返答する?
娘が学校の宿題で、質問をしてきました。
甘い声で「パパ、この答ってどれ~?」と。。
その問題は、引き算の文章問題です。
答えが3つあり、その中から選ぶ選択式でした。
そこで、あなたならどう返答するでしょう。
教える内容を考える。
そこで父親のあなたは、いくらかわいい娘でも「その答えは、2番だよ。」とは返答しないはずです。
なぜなら選択肢の答を教えたところで、解法を理解しなければ意味がないことを知っているからです。
その解法もどこでわからないかによって、教え方も変わります。
学校の自分のノートを一緒に見るのか、自分でノートを見てやり方を思い出すように促すのか、途中までやってみたけどつまずいたのか、答えの書き方がわからないのか。
ただ「わからない」というのではなく、何がわからなくて、どこまで聞きたいのか?
それによって、教える内容も変わってくるはずです。
なので、子供には「何がわからないから、どこまで教えてほしい!」というリクエストをしてもらうようにしています。
これは、自力が何がわからなくて、自分でどこまでやりたいかを考える練習です。
大人も同じ。
大人でも、質問に対して簡単に答えては、その人のためにはなりません。
聞く方も、何を聞きたいのか?、どこまで自分でやる覚悟があるのか?が曖昧にしてはいけません。
例えば「売上が悪いので、何とかしたい。どうしたらいいのでしょうか?」と質問をする人がいます。
”何とかしたい”というのは101%なのか、300%なのか?
これを試そうと思っているけどリソースがないことが困っているのか?
そもそも自分はどうしたいのか?
そこを自分なりにハッキリさせようとしないで、簡単に答えを求める姿勢では、きっとうまくいくことはありません。
もう少し、自分でもしっかりと考えることが必要ですね。
◆近況報告◆
今日は、外部打合せも含めて、打合せ3連発。
1日1新:グランドニッコー台場。