組織では、人を巻き込む力が欠かせません。
巻き込む力に必要なことは何でしょう?
巻き込む力。
人は、一人で仕事をすることができません。
必ずたくさんの人に支えられて、協力をいただきながら仕事を組み立てます。
それぞれ色んな仕事を抱えているので、当然優先順位をつけています。
組織によく見られるのは、社長から言われたら優先順位は高くなるし、新人からの依頼は後回しみたいな人。
「仕事なんだから、ちゃんとやるのが当たり前でしょ」と考えることもよく理解できますが、それはそれで仕方のないことかもしれません。
ボクが営業のときは、お客様の言動や思考が合わない担当者のときは、いくら名の通ったお客様でもボクの中の優先順位は下げていましたし。
なのでやるべきは、その中で「相手に自分の仕事の優先順位を上げてもらうこと。」であり、それが”巻き込む力”でもあります。
巻き込むのが上手い人、下手な人。
会社でも”巻き込む力”が上手い人、下手な人がいます。
その違いは何かというと、”その仕事の目的や問いをどのレベルに持っているか?”ということです。
例えば、ここに3人の人がいます。
Aさんは、自分の評価のことだけを考えて、仕事の協力依頼する。
Bさんは、自分の組織のことだけを考えて、仕事の協力依頼する。
Cさんは、会社全体、業界全体、社会との関わりを考えて、仕事の協力依頼をする。
さて、あなたはどうでしょう?
視野の広さと創造力。
Aさんのように自分のエゴだけで仕事をしていたら、なかなか”巻き込む”ことはできません。
Bさんは中間管理職的には考えがちで正しいようにも思いますが、それでも限界があります。
そうなると、Cさんのように大きな考えを持つことが、”巻き込む力”も大きくなると思います。
つまり、自分を中心に見える景色ではない視野の広さと、その影響力をどこまで拡げられるか?を考える創造力が、仕事での”巻き込む力”にも影響するのだと思います。
それは、役職や立場が決めるものではありません。
その人自身がどこまで考えようとしているか?という意識の差です。
自分も気をつけないと。。
◆近況報告◆
今日は、子どもたちの習い事や会社のパーティーなど。
1日1新:なし。