営業戦略を考えていて、思うことがあります。
それは、麓まで戻る勇気があるか?ということです。
事業を山登りに例える。
事業は、ときに「山登り」に例えられます。
まず、どの山(戦略、事業領域)を登るか?
山の頂上をゴールとして目指すか、中腹をゴールとして目指すのか(ゴールの設定)?
ゴールへは、どのルートを辿るか(戦略)?
いつ、どういったメンバーで、どんな装備で登るのか(戦術)?
といった感じです。
現実が待ち構えている。
どの山をどうやって登るのかが決定したら、実際に登り始めます。
そうすると、いろんな現実が待ち構えているわけです。
地図上ではつながっているルートが、川や倒木で塞がれていたり、吹雪で前が見えない状況だったり。
いろいろな状況の中で、都度最適な対応しつつ、ゴールを目指して、一歩一歩着実に進むことが大事です。
庵まで戻る勇気があるか?
しかし、時として「あれ?このままのルートじゃ、ヤバいんじゃね?」みたいなケースが出てきます。
そのとき、「でも、せっかくここまで登ってきたから、無理してでも進もう。」と考えるかもしれません。
むしろ、「無理してでも登るべきだ。それができないのは、根性がないからだ。」みたいに取られることもあるかもしれません。
しかし、致命傷を負わないために、庵まで戻って、ルートそのものを変えたり、その山を諦める決断をすることも、ものすごく大事です。
それは、ものすごく勇気のいることかもしれませんが、それがリーダーの務めです。
◆近況報告◆
今日は、いろんな定期ミーティングなど。
1日1新:なし。