よく「仕事が、大ざっぱでザックリですよね。」という褒め言葉をいただきます。
一方で「(仕事は大ざっぱなのに)細かいことを気にしすぎなんじゃないですか。」と言われることもあります。
自分は、大ざっぱでいいところ、細かく気を遣うところ、を考えてみました。
・・・大ざっぱでザックリですね。
会社での仕事は、大雑把でザックリなイメージを持たれています。
それは「「ああでもない」「こうでもない」と会議室で話し合うなら、細かいことは気にしないでサッサとやろうよ!」というスタンスだからなのでしょうか。
部下からの報告も、「大人なんだから、自分で考えて自分で行動してね。報告は、ザックリ全体像がわかればOK。」ということを伝えているからなのか。。
ま、細かくチェックしていないことが原因で問題に発展したこともありますが。。
相手によってはその大雑把なところに不安を持たれることもあるようですが、実際のところ内心では「失敗したらどうしよう。。」と心配して、自分でいろいろ調べていたりします。
・・・細かいっすね。
その一方で、「・・・細かいっすね。」と言われることもあります。
例えば、電話を置くとき。
ボクは、相手が切ったことを確認してから受話器を直接置かず指で切るようにしています。
例えば、小さなゴミが落ちているとき。
当たり前ですが、フロアにゴミが落ちていたら、急いでいても必ず拾うようにしています。
そういう行動を見て、大雑把な仕事のギャップからなのでしょうか。
「そんなことに気をつかうなんて、細かい。」と見えるようです。
優先順位、合ってる?
何が言いたいかと言えば、細かく気にするところ、大雑把にしていいところをはき違えている人がいるということです。
「忙しくて急いでいるから、足元のゴミとか細かいことを気にしていられないし。」
「自分は今忙しいから、フロアで鳴っている電話に出るような細かいことを気にしていられないし。」
というようなことは、大きな間違いです。
仕事で細部にこだわって、100%の完成度を目指すこともいいでしょう。
しかし、実際の仕事では70%の完成度を90%、100%にするにはなかなか難しいもの。
6、70%の大雑把な完成度でスピードを上げた方が、成功する確率は高まります。
それよりも、コミュニケーションや全体にかかわる環境に対して細かく気にする方が、実は効果的かもしれません。
とある会社の営業マンにプレゼンをしてもらう際、「完璧な提案をしたくて、一生懸命に100%を目指して資料をつくっていた」という理由で遅刻して、さらにはタバコの匂いが気になる人を見て、細かく気を遣うポイントがズレてるなあ、と思った次第でした。
◆近況報告◆
今日は、いろんな定期ミーティングなど。
1日1新:なし。