#586 非効が圧倒的な差を生む。
今日は、とある同業のような競合他社のような会社の
人にお会いして、いろんな話を聞きました。
そこで感じたこと。
大きければ良い時代は終わっている。
私は、「小さなチームで大きな成果を目指すこと」が好きです。
今日お会いした会社は、まさにその象徴的なチームです。
組織が複雑になると、機動力や主体性が欠けてしまいます。
何をするにしても、いろんな人のハンコが必要になったり、
決済権限者が不在で仕事が止まってしまったり、
ノー残業DAYやらで関連部署がいなかったり。
大きいことがデメリットになることが日に日に多くなって
いるように思います。
大きい組織は、分業が進み、効率的に見えますが、
実はそれゆえに阻害されてしまうことが多いです。
当たり前ですが、組織はシンプルに、スピーディに動ける
仕組みが必要です。
常に真剣勝負。
大きな組織だと、自分が失敗しても何とかなるし、
上司の認印をもらっているし、ちょっとくらい手を抜いても
そんなに影響ないしと思ってしまう人も少なくありません。
今日お会いした人は、ひとつのミスが致命傷になりかねないので、
ひとつひとつが本当に真剣勝負だとおっしゃっていました。
お客様からの信頼は、勝ち取るものではありません。
そういう真剣な仕事の積み重ねの結果が信頼をつくると思います。
果たして自分は、そこまで真剣にやっているのだろうか。。
ちょっと恥ずかしくなった自分がいるということは、
まだまだ真剣になっていないのだと思います。
非効率なことが差別化になる。
よく「現場を大事に」という言葉を聞きます。
しかし、それをどこまで実践しているかと言えば、
ん~と考えてしまう自分がいます。
今日お会いした人は、とにかく製造現場に張り付くことを
しているとのことでした。
海外の製造現場に張り付くということは、当然コストもかかるし、
時間も莫大にかかります。
多くの会社は、今の時代、コスト削減が目標となり、現場を商社に任せたり、
メールや電話だけで、現地で膝を付け合わせることをやりません。
しかし、現場の人とのコミュニケーションや考え方の相互理解、
モノを作る時のニュアンス、スピード感などは、電話やメールでは
お互いに深く理解することはできません。
短期で見たら、メールや電話だけという効率的ですが、
現地に行って、説明して、その行動を通して相手との信頼関係を
築いていくことは、非効率に見えますが、実はとても重要です。
そこに時間とお金を投下するというのは、まさに逓増する無形資産を
つくり、それが圧倒的な品質やリードタイムを実現することにつながり、
競争力をつける結果になるということを、身を持って知りました。
自分も今以上にドンドン現場へ足を運ぼうと思います。
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★近況報告★
今日は、終日いろんな対応でドタバタ。
夜は、飲み会のママの代わりに子供たちの面倒を。
今日の体重 82.2kg。体脂肪率19.5%。
今日も一日感謝です。