「官栄えて、民滅びる。」
そんな言葉があるように、企業でも「管理栄えて、業滅びる。」ということがよくあります。
管理って大事だよね。
ビジネスをするには、管理も必要です。
自分たちが今どんな状態にあるか、良ければどうやって維持するか、悪ければどんな方法で良い方向へ進めるのか。
持続的に発展していくために全体を体系的に考えて、評価し、リソースを配分、活用していくことが求められます。
ただ、管理も大事だけど。
しかしながら、現場を知らない人が管理を始めると、ちょっとややこしいことが起こります。
表面的な数値だけを見て、「なんでこんなに数値が下がっているんだ!」と騒ぎ出し、あれやこれやといじくり回したりするわけです。
もちろん数値で判断することも必要です。
が、その数値の裏にはいろいろな事情があります。
そこには、そもそもの事業構造であったり、商習慣の事情であったり、社内パワーバランスによる事情が潜んでいることが多いんです。
そして新しく始めたは良いものの、全体の関連性がわかっていないだけに、やってみたらいろんな問題が出てきて、都度対応せざるを得なくなり、そこにいろんな例外が生まれ始め、余計に管理がややこしくなってしまうケースもあります。
そうなると、現場はものすごく混乱します。
行き過ぎた管理はやめたほうがいいよね。
管理は、ものすごく大切です。
しかし、フェーズにもよりますが、行き過ぎた管理はしないほうが良いです。
管理が栄えると、現場では管理のための仕事が増えてしまい、お客様ではなく社内の管理部門を向き始めます。
そうなると、本末転倒ですよね。
なので、ボクは、自分たちで考えて、自分たちで動けるように、できるだけ管理をしないようにしています。
◆近況報告◆
今日は、家族でいろいろ遊びます。
1日1新:ニセコラフティング。