管理栄えて、業滅びる。管理ばかりの頭でっかちは危険?

投稿者: | 2016年8月6日

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「官栄えて、民滅びる。」

そんな言葉があるように、企業でも「管理栄えて、業滅びる。」ということがよくあります。

管理って大事だよね。

ビジネスをするには、管理も必要です。

自分たちが今どんな状態にあるか、良ければどうやって維持するか、悪ければどんな方法で良い方向へ進めるのか。

持続的に発展していくために全体を体系的に考えて、評価し、リソースを配分、活用していくことが求められます。

ただ、管理も大事だけど。

しかしながら、現場を知らない人が管理を始めると、ちょっとややこしいことが起こります。

表面的な数値だけを見て、「なんでこんなに数値が下がっているんだ!」と騒ぎ出し、あれやこれやといじくり回したりするわけです。

もちろん数値で判断することも必要です。

が、その数値の裏にはいろいろな事情があります。

そこには、そもそもの事業構造であったり、商習慣の事情であったり、社内パワーバランスによる事情が潜んでいることが多いんです。

そして新しく始めたは良いものの、全体の関連性がわかっていないだけに、やってみたらいろんな問題が出てきて、都度対応せざるを得なくなり、そこにいろんな例外が生まれ始め、余計に管理がややこしくなってしまうケースもあります。

そうなると、現場はものすごく混乱します。

行き過ぎた管理はやめたほうがいいよね。

管理は、ものすごく大切です。

しかし、フェーズにもよりますが、行き過ぎた管理はしないほうが良いです。

管理が栄えると、現場では管理のための仕事が増えてしまい、お客様ではなく社内の管理部門を向き始めます。

そうなると、本末転倒ですよね。

なので、ボクは、自分たちで考えて、自分たちで動けるように、できるだけ管理をしないようにしています。

 

 

◆近況報告◆

今日は、家族でいろいろ遊びます。

1日1新:ニセコラフティング。