先日、こんなご質問をいただきました。
「Eコマース事業でチェックする数値ってどんなのがありますか?」と。
ザックリB型のボクでもできるチェック方法をご紹介。
P/Lとマーケティング指標は分けて考える。
ザックリB型のボクは、チャックは苦手。
なのに、チェックする指標はたくさんあって。。。
そんなときは、頭の中の整理が大切。
ということで、まずは、整理するために【P/L(損益計算書)】と【マーケティング的な指標】に分けています。
P/L(損益計算書)とは、売上から掛かったお金(固定費、変動費くらいはザックリ把握)を引いて、「で、いくら儲かっているのか?」を把握するためのものです。
マーケティング的な指標は、客数、客単価にはじまり、ECでいうなら流入数、直帰率、CVRなどの売上を構成するものです。
会議などで使う資料は、サマる必要があるので、そういった数値が混在していることがあります。
P/Lとマーケティングの指標が混在していると、議論も錯綜することが多いので注意です。
マーケティング指標はどんなのがあるの?
ECの指標は、大きく3つに分けています。
1つ目。
基本的なところで、売上を因数分解した数値です。
みなさんもよく知っている客数、客単価、新規、既存、業種、商品点数などです。
2つ目。
流入経路から購入までのプロセスにおいての各フェーズに設定する数値。
Googleの検索から来た人、Yahoo!の広告から来た人、その人たちのうち何%が買ってくれている数値とか、離脱(サイトを離れてしまう)ページはどこか?とか。
サイト毎にサイトに合った切り口で数値を設定しています。
3つ目。
見込みのお客様からロイヤルカスタマーになってもらうまでの各フェーズに設定する数値。
どこで接点を持ってくれたお客様が見込みが高く、初回購入をしてくれて、リピートしてくれて、最終的にロイヤルカスタマーになってくれるか?といった数値です。
購買期間、回数などの数値です。
効果測定のタイミングを決める。
最後に、各指標の確認をするタイミングを決めます。
P/Lならば、日次、週次、月次など。
マーケティング指標なら、週次、月次など。
キャンペーンを打ったなら、どういった期間にするか。
そういったことを決めて、効果測定をします。
それぞれのフェーズでやる施策というのは限られていますので、何が効果的なのかに”当たり”をつけて行います。
うまくいかないケースを見てきましたが、その原因の多くは「継続しない」ことです。
途中で数値の取り方を変えたり、チェックを疎かにして次の行動に落とし込まなかったり。
結局は、しっかり継続することが大事ですね。
◆近況報告◆
今日は、息子のサッカー前期最終戦。勝ってほしい!
1日1新:なし。