営業部の後輩から法人の新規開拓について相談がありました。
「法人の新規開拓が苦手なんですけど。」と。
それに対して、今ボクがやっているWEB領域でのマーケティング手法を伝えるとともに、ボクが当時悩んでいたことを伝えました。
飛び込み営業が嫌で嫌で仕方なかった。
ボクは、営業で新人の頃、法人新規開拓専門で活動していた時期がありました。
当時の法人開拓は、飛び込み営業が推奨されていて、とにかく件数をまわっていました。
が、全く成果が出せずに悩み、飛び込み新規開拓というものがとても嫌になりました。
しかし、ある時期からおもしろくなってきて、それなりに成果が出るようになったんです。
それは、なぜなのでしょうか?
飛び込み営業の定義。
当時、うまくいかなかった理由は、自分の中の定義が間違っていたからです。
とにかくいくら訪問しても、うまくいかないんです。
(嫌々取り組んでいたから、当たり前なんですが。。)
その結果、ボクの中では「飛び込み新規開拓=受付や担当者に、嫌な顔をされて断られる活動。」という図式ができてしまったんです。
しかし、あるとき担当の子がメチャクチャかわいい会社に出会いました。
そして「その子たちと仕事がしたい!」と考えて、俄然やる気が湧いてくる自分。
その子たちに会いにいくために、とにかくいろんな企画や提案を考えました。
しかし、なかなか取引にはつながりませんでしたが。。
かわいい子と出会って定義が変わった。
そんなことがあり、単純なボクは「他にもかわいいい担当者がいる会社を探そう。」と考えた訳です。
このとき「飛び込み新規開拓=受付や担当者に、嫌な顔をされて断られる活動。」から、「飛び込み新規開拓=かわいい担当者を探す活動。」と定義が変わりました。
そして、「かわいい担当者に出会えたときに、最高の提案をして、一緒にいい仕事をする!」という社会人とは思えない邪な考えをもって、日々新規開拓をすることになります。
しかし、なかなかかわいい担当者には出会えません。
多くの場合は、ちょっと小難しい怖いおじさん担当者でした。
仕方がないので、おじさん担当者に対して用意してきたかわいい担当者向けの提案をするわけです。
すると、意外にも多くの確率でハマり、取引につながるケースが出てきました。
その頃から、新規開拓で成果が出てきて、仕事が楽しくなりました。
結局、その後、自分のイメージしていたかわいい担当者には出会えませんでしたが、自分をかわいがっていただけるたくさんのお客様に出会うことになるわけです。
もちろんこの話は、「ガンガン飛び込み営業したらいいよ!」という話ではありません。
おもしろくない仕事でも、定義を変えてみると、楽しくなる可能性があるということです。
そして、その定義は自分自身が決められるんですね。
その定義がかわると、向き合う姿勢や行動も変わり、成果も変わってくると思います。
◆近況報告◆
今日は、娘の習い事などの付添DAY。
1日1新:なし。
放談形式でのお話を希望の方は、こちらからコンタンクト願います。
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