店舗を出店するときに大事なことは何でしょう。
多くの人が「立地」だと考えます。
本当にそうなんでしょうか?
「立地」がすべてなのか。
店舗の出店において、「立地」と言うのは重要です。
路地裏のお店より、駅のまん前でお店を構える方が当然多くの人に見てもらえるので、買ってもらえる可能性も高くなります。
その代わりに、良いと思われる場所や物件ほど家賃が高く、固定費が上がります。
これは、誰でもわかることです。
でも「立地」だけでうまくいくなら、自分たちでの工夫は生まれません。
世の中には「立地」を外しているお店もある。
どこの駅に行っても、同じような看板が目について「あれ?どこかで見た光景と同じだな」と思ったことがあるのは、ボクだけではないはずです。
しかし、「それらのお店に入ろうと思うか?」と問われれば、どうでしょう?
ボクは、逆に「立地」が悪くても、商売をしているお店に行くケースの方が多いです。
みなさんも、駅前での出店はお金のある大手が押さえてしまっているのを尻目に、アイデアや工夫で商売を上手に展開しているお店をひとつやふたつはご存知ではないでしょうか。
そして、そういった場所へ行く方がおもしろいと感じませんか?
「商売」が「立地」を決める。
そう考えると、お店を出店するときに大切なのは「立地」ではないと気が付きます。
「立地」が悪いからこそ、わざわざそこに来てくれるお客様は自分たちを選んで来てくれてるわけですし、そのお客様に満足してもらえるようなサービスや商品を提供しようと、いろんなアイデアや工夫をして、より良いお店が作られます。
そして、気がつけば自分たちの商売が、その「立地」を良くしています。
「立地」から「商売」を決めるのではなく、「商売」が「立地」を決めるものだと考えると、ちょっとおもしろいかもしれませんね。
◆近況報告◆
今日は、家族でお出かけ予定。
1日1新:なし。
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