男性専用美容室パーカット。下北沢でのマーケティングを考えさせられた。

投稿者: | 2016年5月1日

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下北沢に、ちょっとおもしろい美容室があります。

それは、男性専用美容室パーカット。

マーケティングが上手だなあと思った次第で。

男性専用美容室。

美容室って、女性が髪を切るところであり、ちょっとオシャレでカッコイイ男の子が行くところだと思っていたボク。

床屋しか知らないオッサンのボクは、美容室に憧れを頂いていました。

そんなところに、、、「男性専用美容室??」

男性専用というだけで、一気にハードルが下がり自分のための美容室に思えてしまうから不思議です。

ということで、始めてのカットのときはドキドキしながらお店に入ったわけですが、担当してくれている方のカットがうまく、トークもおもしろく、気の使い方がうまいので、1年ほど通っています。

下北沢は商売が難しい。

そのパーカットは、下北沢にあります。

下北沢は、ご存知の通り、商売が難しい場所です。

理由は、お金のない学生や役者の卵が多いためです。

その場所で、さらに新規出店と撤退を繰り返す美容室が山ほどある中で、このお店は2店舗を展開。

どんな戦略をとっているのか気になるところです。

対象とする顧客に対するマーケティングの組立て。

まず、「専用」というキーワードですよね。

「男性専用」として、ターゲット(という言い方はあまり好きではありませんが)を絞っています。

でも単に「専用」を使っているわけではありません。

男性でも、オシャレに興味を持ち始める若い男子が多いことを考えて、「シモキタザワ」というオシャレな感じのブランドイメージを活用し、かわいらしい女性スタイリストもいて、価格も学生にやさしい設定です。

さらに、法改正(美容院は、女性はカットだけでもOKだけど、男性はカットだけはNGだったけど、それがOKになった法改正)を活用し、カットでの回転率を高めて経営的に安定させているわけです。

もちろん、前提としてカットの上手さやお店の清潔感、挨拶などができるのは当然ですが。

マーケティングをしっかりと考えられていると、ちょうどテレビの取材が来ていた中で、髪を切ってもらいながら、個人的に思いました。

テレビにも、ちょっとだけ映っているかも。

 

◆近況報告◆

今日も息子のフットサル大会手伝いなど。

1日1新:なし。

 

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