たくさんの資料も良いけど、大切なのは使い方と自分の感覚。

投稿者: | 2016年4月23日

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会議で思ったことシリーズ。

会議では、たくさんの分析をして、グラフや数字満載の資料を作ってくる方がいます。

それを見ていてあることに気がつきました。

確かにデータは大切なんだけど。

意思決定をするには、いろんなデータや情報が必要です。

なので、それらをまとめた資料をつくることは大切ですし、重要です。

しかし、お金と時間をかけて作ったそれらの資料があれば、企画はうまくいくのでしょうか。

ボクの経験知からすると、ほとんどうまくいきません。

なんで、資料をつくるとうまくいかないのでしょうか?

それは「資料の使い方」に原因があると思うんです。

データを資料にしたところで。

資料というものはあくまで一部分の資料で、使い方が大切です。

例えば「30代女性の好みの紙袋アンケート」なるものの資料をつくって企画をつくるとき。

「ピンク」という結果が出たとすれば、それはあくまでアンケートに協力してくれた30代の女性の好みです。

それが資料になるとそんな単純なことを忘れて、なぜか「30代の女性はみんなピンクが好きだ」となることが多々あります。

すると、そこが軸になって企画が走り出したけど、うまくいかないという残念な結末になります。

自分の感覚を磨いていますか?

それを見ていて気がついたことがあります。

それは、企画をつくるのが上手な人は、自分の感覚値を大切にして、それにあったデータを用いて資料を作っているということです。

資料は資料で、大切なんです。

しかし、企画をつくるときに、自分なりのリアルな感覚値なるものを持っていないと、データに頼るしかなくなる訳です。

「30代女性の好みの紙袋アンケート」の場合であれば、街に出て、いろんなタイプの30代女性と話して得た感覚値がなければ、資料に使われてしまいます。

だからこそ、いろんなことを経験し、いろんな人と話して、いろんな感覚を磨いていくことが大切です。

 

 

◆近況報告◆

今日は、いろいろと家のこと。

1日1新:なし。

 

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